カテゴリ:詩・エッセイ( 64 )

オートバイ乗りにとって幸せなこと。

f0010639_2253778.jpg

天気がいいこと。
道がすいていること。
事故らないこと。

バイクの調子がいいこと。
バイクが壊れないこと。
壊れても深刻じゃないこと。

自分好みにカスタムすること。
付けてみたいパーツに出会うこと。
信頼できるメカニックに任せられること。

ガソリンが安いこと。
燃費が良いこと。
メーターが切りのいい数字を刻むこと。

きれいに曲がれること。
ピタッと止まれること。
スムーズに加速すること。

赤信号につかまらないこと。
渋滞に巻き込まれないこと。
パトカーを見かけないこと。

高速道路で遠くまで走ること。
旅先の食べものがおいしいこと。
雨がふってもカッパが浸水しないこと。

海岸線をトレースすること。
山道をクネクネ走ること。
林道で泥だらけになること。

駐車スペースが見つかること。
とめてる自分のバイクに惚れなおすこと。
ほかのバイクに浮気心をくすぐられること。

休日の予定が埋まること。
平日に休みをもらうこと。
道行くカブの排気音に元気をもらうこと。

立ちゴケしないこと。
エンストしないこと。
ガス欠しないこと。

仲間と走ること。
タンデムで走ること。
ひとりで走ること。

地面が平らなこと。
大地が揺れないこと。
帰れる家があること。

...オートバイとともに、いられること。

 


  
 

[PR]
by bmwnamusume | 2018-03-11 18:11 | 詩・エッセイ

暖機

f0010639_22514414.jpg


いつだったか、いまの季節くらいの写真。

チョーク戻しながら走り始めてるところかな。

なめた態度で乗ると、R80に失礼だ。

インジェクションじゃないから、彼のご機嫌はおれにしかわからない。

戻すタイミング、冬は慎重になる。

走り始めてすぐにおれたちを阻む赤信号は、憎むべき存在である。

真剣なんですよ。おれ。

でかくて重くて冷たくて、

でも17年かけておれになじんだ相棒。

いつもヘラヘラ笑った写真が多いけど、

たまにはこんな自分も好きだ。




[PR]
by bmwnamusume | 2017-12-13 22:52 | 詩・エッセイ | Comments(2)

R80というバイクについて。

R80というオートバイを手に入れたのは、2001年の2月だ。
おおかた17年がたつ。

去年の今ごろ。愛用していた軽トラを手放したのだが、いざ手続きをしていたら、実は17年も経っていた。

そのとき、たいしたもんだと感心した。しかし、それに迫る勢いで、R80も年月を重ねたわけだ。

ただでさえ、わたしがR80を手に入れたころには、すでに時代遅れで、わたしで3オーナー目の中古だった。

当初は流行り言葉の「チョイ悪」にかけて、「チョイ旧」と呼んで可愛がっていたのだが、本格的に「旧車」といっても良いかもしれない。

R80というバイクは、BMWでは珍しく、10年も販売され続けたロングセラーモデルだ。

しかし販売中期にはKシリーズが登場。エンジンの方式を大幅に変更して、新たな販路を開拓しよう、という雰囲気の中、なぜか残されている惰性的な売られ方だった。

発売されたときも、もう一つおおきな排気量のR100の存在に霞んで地味であった。

そのR100でさえ、前モデルの二本サスシリーズと比較すれば、かつてのBMW社の本気が感じられない。

馬力を落として、最高速も下げて、環境に配慮した触媒などがついて、なんというか、角を落として丸くなったような印象。

いわば「リラックスした雰囲気」が特徴のようなバイクである。バイクだよ?バイクでそれはセールスポイントになるのだろうか?我ながら疑問である。

キャブも取り立ててレーシーでもないし、カウリングも外してしまった。黒くて重くて色気もない。私が乗ればおそいし倒すし休憩が長い。

申し訳ないほどゆるやかにバイクに乗っている。せめてタンクくらいは気が向けば磨く程度。でもまあ、それが、愛してるようにみられるのかしら。

冬は寒いし、夏は暑いから、怠け者のわたしは、なかなか距離が伸びない。

でも、飽きることはなく、壊れてもまた直し、まだまだ乗り続けていたい。

f0010639_10404711.jpeg







[PR]
by bmwnamusume | 2017-12-06 20:49 | 詩・エッセイ | Comments(5)

OFF

f0010639_04103915.jpg

電源を切ったら、よい雲が映った。




[PR]
by bmwnamusume | 2017-11-23 04:11 | 詩・エッセイ | Comments(3)

さむいよ。

f0010639_06321773.jpg

ホッカイロ。6枚目を買って貼る。

貼っても貼っても、ちいさなふるえが止まらない。

日は暮れちまって、

スピードを出すほどに、冷房のマイナスボタンを押すみたいだ。

さむいよ。

おにぎりが、つめたいよ。

電気のついた、暖房のきいた家で、おまえが待っててくれたらいいのにな。

おまえは、おかえりって言ってくれるような愛想は老化とともにうすれてしまったから、おれが言うんだ。

ただいまって。ただいま!って。

言えたらいいのにな。

帰りたくない。

こうやって、グズグズ、眠りにつくまで泣きつづける子どもみたいになって、

らちがあかないって気がづくまで、帰らなきゃならないって思うようになるまで、時間をつぶすこと、よくあるんだ。

さみしいんだ。こわいんだ。

しあわせなのにな。




[PR]
by bmwnamusume | 2017-11-22 06:33 | 詩・エッセイ | Comments(0)

ヒエラルキー

バイクは楽しむもの。

差別のダシにしてはいけないし、

自分を過度にうぬぼれさせるためのアクセサリーでもない。

いわば、チワワもアフガンハウンドも雑種も甲斐も柴も平等!

ゴージャスなプードルや、でっかい土佐犬に

便乗アイデンティティする人には成りたくないってこと。

自分の犬、バイクが一番かわいい。ほかは知らない。

それでいいのだ。

f0010639_14330453.jpg

[PR]
by bmwnamusume | 2017-06-18 14:34 | 詩・エッセイ | Comments(6)

自分の犬とバイクへの接し方

f0010639_14321636.jpg



愛犬をね、
7才で熟女とか
11才でおばあちゃんとか。

飼い主さんが愛犬を紹介するのを見ると
なんか、いやな気持ちがするんだ。

わたしのわんこは13才でも散歩してたら「赤ちゃん?」って聞かれました。

16才になったら高一です!伊予ちゃんです!って可愛がりました。

ピンピンコロリで16才6ヵ月で天寿を全うしました。

写真は16才。知らない人に何歳かよく聞かれました。

おばあちゃんなんて言うヤツには蹴りを入れてやりました。

っていうのはウソですが、ピチピチでしょ。

謙遜を知らないって?

自分の愛してるものを可愛がってやらなきゃ誰がやるっていうんだ。

バイクもそう。

古いとか壊れるとか、わたしのバイクを知らない人は、ごちゃごちゃと余計なことを言いやがる。

確かに、わたしのバイクは古いかもしれないが、

古びないかっこよさがあると思って、ずっと大事に可愛がっているんだよ。

どんな新車も、次のモデルがでれば時代遅れになってゆく。

わたしのバイクがとり残された80年代、いや着想は70年代までさかのぼるだろうか?

わたしはその時代のまんまで好きなのよ。

軽くもないしコンピューターもついてない。速くもないし一世を風靡したモデルでもない。

なんで好きなのか、誰もが聞きたがる。

ものや犬や人も、愛されれば良い顔になっていく。

好きだよ、大好きだよ。

好きな気持ちにわたしはリミッターなんかつけない。

法律に触れる訳じゃないんだから罪でもなければ罰もない。

好きすぎアクセルは常にレッドゾーンで回します。
 
 
 
 

[PR]
by bmwnamusume | 2017-04-30 10:31 | 詩・エッセイ | Comments(4)

シロツメクサ

f0010639_08025700.jpg

 

頭から白髪がふえてきた。

みっともないかもしれないが、

わたしは わたしの白髪がちょっと好きだ。

それほど苦労せずに見つかる

四つ葉のクローバーの はらっぱみたいな状態だ。

 
 
 
 



[PR]
by bmwnamusume | 2017-04-13 22:25 | 詩・エッセイ | Comments(1)

ソロキャンプ。

f0010639_08172208.jpg

「ソロキャンプ」

はなし相手も、

おいしい料理も、

気のきいたデザートも、

なんにもなくって

かまわない。

じぶんには、なにもできない。

それでも、充分たのしいよ。

好きなバイクをみながら、缶ビールのんで、

ちょっと酔っぱらって、

あったかいシュラフにくるまれば、

えもいわれぬ達成感と充実感が

こころにじわじわ湧いてくる。

でも、やっぱりちょっと、さみしいね。

くらい夜があけて、

朝がきたら、とてもとてもうれしくなる。
 
テントの入り口を開けて、

朝露にぬれたバイクに、おはよう!って一番にあいさつするのさ。





  
 


[PR]
by bmwnamusume | 2017-04-06 08:20 | 詩・エッセイ | Comments(3)

奇跡かもね

f0010639_11110298.jpg
 

10万キロ、バイクのメーターが回った。

24年目のバイクだから、大したことではない。

が、この震災大国で、と考えると、

ちょっとした奇跡かもしれない。

ふた昔前、その辺で見た、

つぶれてひっくり返った高架道路をふりかえる。

コンクリートもアスファルトも、実は結構信用できない。

偶然いきてて、偶然かえれる。

そんな奇跡のつみかさね。

おれは、日ごろから注意散漫だし、

いい加減で、視野が狭い。

そう長く乗れない気もする。

きょうは、走らせてもらって、ありがとう。

神戸の道、おだやかに。
 
東北、九州、北海道、日本中の道、おだやかに。

人のこころも、おだやかに。

こころの貧乏揺すりが、大地を揺らしませんように。
 
 
f0010639_11122086.jpg
 
 
 
※※※
阪神高速道路の被害は、3号神戸線(延長39.6km)で橋脚1,175基のうち637基、橋桁1,304径間のうち551径間が損傷。とくに、東灘区深江地区で635mにわたり17基の橋脚が倒壊した。5号湾岸線では、西宮市甲子園浜で落橋、六甲アイランド大橋は1万トン以上の主構が3mも横にずれた。


 
  


  


[PR]
by bmwnamusume | 2017-03-04 11:15 | 詩・エッセイ | Comments(4)


3,500rpmの考えごと。


by bmwnamusume

プロフィールを見る
画像一覧

カテゴリ

全体
はじめに。愛車紹介 BMW R80
詩・エッセイ
BMW R80 オリジナルムービー
BMW R80 メンテ記録
バイク用品インプレッション
ライディング・ウェア
キャンプ道具
行った街、店、場所
未分類

検索

ブログパーツ

お役立ちリンク

【BMWパーツ】
BMWパーツカタログ
純正部品
輸入屋ビーマー
中野モータース
リトモ・セレーノ

Moto-bins (英語)
 徹底解説・Moto-bins

Motorworks (英語)




※当ブログへのリンクについて、連絡の必要はありません。どうぞご自由に。大歓迎です。http://bmwna.exblog.jp/


※当ブログに掲載されている文章及び画像の、無断での転載・引用・流用は、ご遠慮頂きますようお願いいたします。



※非公開コメントをくださる方は、本文中にその旨お知らせください。返信の際、考慮させていただきます。

最新のコメント

愛するものに先立たれたす..
by bmwnamusume at 20:25
いや本当に命がけで執筆し..
by よたよた at 00:42
立ち読みしました・ なん..
by とらきち at 17:31
読みましたよ。タイムスリ..
by R100RS at 08:52
初めてこちらのブログを拝..
by bakubun at 21:14
ありがとうございます!か..
by bmwnamusume at 10:40
ライディング姿カッコイイ..
by maou2929 at 06:25
そうですそうです、あなた..
by なかちゃんR80 at 07:50
こんにちは ベンムスさん..
by 平二 at 15:06
80の乗り味にほれた人は..
by toritare at 21:09

記事ランキング

画像一覧

以前の記事

2018年 03月
2017年 12月
2017年 11月
2017年 10月
2017年 09月
2017年 07月
2017年 06月
2017年 05月
2017年 04月
2017年 03月
2017年 02月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月
2010年 12月
2010年 11月
2010年 10月
2010年 09月
2010年 08月
2010年 07月
2010年 06月
2010年 05月
2010年 04月
2010年 03月
2010年 02月
2010年 01月
2009年 12月
2009年 11月
2009年 10月
2009年 09月
2009年 08月
2009年 03月
2008年 12月
2008年 11月
2008年 07月
2008年 06月
2008年 05月
2008年 03月
2007年 11月
2007年 10月
2007年 09月
2007年 07月
2007年 06月
2007年 05月
2007年 04月
2007年 02月
2007年 01月
2006年 10月
2006年 09月
2006年 08月
2006年 07月
2006年 03月
2005年 12月
2005年 11月
2004年 05月
2004年 01月
2001年 03月