パニア(英: Pannier)とは、ウマやロバの背につけたふりわけバッグのことをいうそうです。

わたしのもっているカバンの中で、一等高級なのが、このパニアケースってやつです。

さて、ベンベのパニアはいろいろあって、楽しいものです。
わたしはこれまでに3パターンを経験したので、そのインプレをおはなししましょう。


【シティケース】
薄型なのですり抜けに不安がなくてよろしゅうございます。ステーは「て」の字型。
中身が落ちないように仕切りが付いているのがとても使いやすかったです。
日帰りや都内の足ならこれが最適でした。混み合った駐車場で幅を取らないのも利点。




【新型パニア　インテグラル キャリング ケース】
流線型のカタチがモダンです。シティケースとステーが共通なので、つけかえが楽しめます。
あまり好きじゃなかったのは、チョイ旧な雰囲気とマッチしないことと、
「Touring」と書いてあるエンブレムがちょっとマヌケなところです。




【旧型パニアケース　ツーリング ケース】
現在使用中のモデル。シリンダーヘッドを丸型にするならば、パニアにもこだわってほしいところ。チョイ旧風味があって、へんなエンブレムがついていないのがカッコいいです。クラウザーのパニアも古めかしいですが、わたしはこっちの方が好き。初期GSパニアと同じようなデザインなのでやんちゃな感じもいたします。ヘルメットも収納できる大容量。リフレクターもナイスです。

このモデルは2本サス用とされていますがステーをつけかえればモノサスでも装着できます。カタチはこんなん。わたしが買ったときはディーラーに注文したら一式買えましたが、もう生産終了したパーツが多いので、欲しい人は急いだほうがいいかもしれません。手に入れた時、ドイツの新聞にくるまれてたのには感動したなぁ。




総じて、パニアは完全防水であることと、カギをかけられるのがべんりです。
技術のある人に車体のキーと共通にしてもらうとさらにべんり。もう、完全ロッカールームです。
温泉みたいにコイルリングのキーホルダーにしようかなってかんじ。

上面がわりと広いのでヘルメット置き場にもなります（写真上）。センスタを立てればカウンターがわりに
コップを置いてお茶を飲んだりできますよ。ほんとに。


十万円もムリ！という方は中古品を狙いましょう。→
ヤフオクではステーもわりと頻繁に格安で出品されてるので要チェックです。


あと、コケた時、マフラーとカラダをまもってくれますよ。




※ステーにとりつけるロック部分は必ずカギをかけましょう。万一走行中に外れると危ないですからね。

※パニアになれないうちは車幅感覚に注意してください。前が通ってもうしろで引っかることがあります。
特にパニアをつけているバイク同士が危ないです。